真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性とは(拡張要素)

CIAに加わる4つの拡張要素、真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性の意味と対策を解説。

編集・検証: 情報セキュリティマネジメントスタディ編集部 公式情報: IPA 情報セキュリティマネジメント試験公式ページ 制作・検証方針

CIAに加えて重要とされる4つの拡張された要素(真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性)を学びます。

紺野 アキ(普段) 紺野 アキ

セキュリティの要素ってCIAの3つだけなの?
それだけで全部守れるのかな?

銀城 ナディア 先生(笑顔) 銀城 ナディア 先生

いい着眼点ね。
実はCIAに加えて、拡張された4つの要素も重視されているのよ。

銀城 ナディア 先生(普段) 銀城 ナディア 先生

1つめが真正性。
利用者やデータが本物で、なりすましでないことを確実にする特性よ。

灰原 さや(普段) 灰原 さや

多要素認証やデジタル署名は真正性を確かめる仕組みですね。

銀城 ナディア 先生(普段) 銀城 ナディア 先生

そう。
2つめが責任追跡性。
誰がいつ何をしたかを後から追跡できる特性ね。

薔薇崎 ねむ(普段) 薔薇崎 ねむ

それって、記録が残っていないと追えないですよねぇ?

銀城 ナディア 先生(笑顔) 銀城 ナディア 先生

そのとおり。
アクセスログや操作記録を残すことで責任追跡性が確保できるの。

紺野 アキ(普段) 紺野 アキ

じゃあ否認防止ってなに?
なんだか難しそうな言葉…。

銀城 ナディア 先生(普段) 銀城 ナディア 先生

否認防止は、ある行為をした人が「やっていない」と後で言い逃れできないようにする特性よ。

灰原 さや(普段) 灰原 さや

デジタル署名があれば、本人が送信した事実を否認できなくなりますね。

銀城 ナディア 先生(笑顔) 銀城 ナディア 先生

よくできました。
最後の4つめが信頼性。
システムが意図したとおり一貫して動作する特性のことよ。

薔薇崎 ねむ(普段) 薔薇崎 ねむ

バグや誤作動がなく、ちゃんと動き続けることなんですねぇ。

銀城 ナディア 先生(普段) 銀城 ナディア 先生

そういうこと。
CIAの3要素にこの4つを合わせて、情報セキュリティの7要素と呼ぶこともあるわ。

紺野 アキ(普段) 紺野 アキ

真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性!
4つセットで覚えとくよ!

確認クイズ

利用者がある操作を行った事実を、後になって「行っていない」と否定できないようにする特性はどれか。

  1. 真正性(Authenticity)
  2. 責任追跡性(Accountability)
  3. 否認防止(Non-repudiation)
  4. 信頼性(Reliability)
こたえを見る

正解: 3. 否認防止(Non-repudiation)

否認防止は、行った事実を後から否定させないための特性でデジタル署名が代表例。真正性は本物であることの確認、責任追跡性は誰が何をしたかの追跡、信頼性は一貫して正しく動作する特性であり、いずれも「否認させない」ことそのものではない。

薔薇崎ねむが美術室で水彩画を楽しむ様子

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